食事のバランスや生活習慣に気をつかう現代人にとって、「抗酸化」は健康維持のキーワード。
抗酸化にはたらく物質といえば、赤ワインなどに多く含まれるポリフェノールが有名ですが、じつは、チョコレートには赤ワインよりもはるかに多量にポリフェノールが含まれています。
“良薬口に苦し”ともいいますが、チョコレートの苦味のもとであるカカオマス・ポリフェノールは、話題の抗酸化作用はもちろん、現代人の美容や健康にプラスアルファのちからを与えてくれるスグレもの。
そのヘルシーパワーに対し、コレステロール、アレルギー、ストレスなどとの関係をはじめ、世界中でさまざまな研究が行われています。
「チョコレートは太る! 」という俗説に挑んだ実験があります。 標準飼料育ちのラットと、飼料の20%をチョコレートで置き換えたラットを比べた実験です。その結果、カロリーがおなじなら体重の差はなく、肥満もみられませんでした。「何が」太るかの原因探しより、「どれだけどのように」食べたかのほうが重要なのかもしれませんね。
ウーロン茶や緑茶には虫歯予防にはたらく成分が含まれていることが知られていますが、チョコレートの原料であるカカオ成分にはこれら以上に虫歯菌をおさえるはたらきがあることがわかっています。
チョコレートには、ポリフェノール以外にも、からだに必要なミネラル、食物繊維などが含まれています。とくにミネラル類は、カルシウム、マグネシウム、カリウム、鉄、亜鉛などを豊富に含んでおり、健康づくりを心がけている人には、「カルシウムとマグネシウムのバランスがよいこと」や
「ナトリウムの排出をうながすカリウムも多いこと」も注目です。チョコレートを適量食べることで、これらの栄養素を補給することができるのです。
チョコレートの香りが気持ちを和ませると同時に、集中力や注意力、記憶力を引き出すことが人の脳波や学習実験から確かめられています。
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